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郷土ゆかりの演奏家によるコンサート 9/25
滑川市文化・スポーツ振興財団の主催による「郷土ゆかりの演奏家によるコンサート」が、同市市民会館にて行われました。ほぼ満員となる650名の皆さんに聴きに来ていただきました。
 プログラム:
  スメタナ 連作交響詩「わが祖国」より モルダウ
  ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 solo 稲生亜沙子
  ベートーヴェン 交響曲第7番

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滑川出身者による演奏会ということで、当地出身の指揮者福田光太郎先生から、富山シティフィルを指名していただいての出演でした。もちろんsoloの稲生亜沙子さんも滑川の出身です。
さて、福田先生とはこれで3回目の共演となりましたが、3曲とも熱演と呼ぶにふさわしい演奏だったと思います。私はラフマニノフのみの出演でしたが、稲生さんの憂いを伴った華麗さとでもいうべきか、この作曲家の特徴を十二分に発揮されたsoloとうまく溶け合った競演になっていたと思います。またいつか共演したいピアニストです。モルダウと交響曲第7番も傍らで聴いていましたが、福田先生の若いスピリットがはじけるような熱い演奏だったと思います。

会場となった滑川市民会館は、昭和47年竣工ととても年季の入ったホールでした。ステージも広さの関係でひな壇がおけなかった上、音響状態も万全とは言えませんでしたが、そんな中でもうまくホールとのマッチングを図れていたかと思います。また、振興財団やホールのスタッフの皆さんもとても懇切丁寧にお世話をしていただき、気持ちよく演奏会を終えることができました。

演奏会後、ホールの平土間でいすを片付けての打ち上げが行われました。演奏会場での打ち上げというのは、過去に経験のないことなのでしたし、これも手作り感がとても心地よかった。
by htskawa | 2016-09-25 23:25 | Music
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