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第42回定期演奏会 in オーバードホール 1/15
第42回定期演奏会 in オーバードホール 1/15_b0091411_2311842.jpg週末寒波のため雪景色となった富山県内でしたが、そうした足下の悪い中、1000人近くのお客様に来ていただいた今回の第42回定期演奏会は大成功と言っていいのではないでしょうか。これもいつも私たちを熱心に指導してくださる常任指揮者の土井浩先生や運営の皆様のおかげだと思っています。感謝いたします。

それではコンサートを振り返ってみましょう…。
今回のオープニング曲であるエロールザンパ序曲ですが、往年のメンバーには思い出深い曲ですが、(途中のメロディがFM番組のオープニングテーマになっていたんです!)演奏会で取り上げることが決まった時には、正直「何でこんなマイナーな曲を?」と思ったものですが、練習を進めるにつれ、件のメロディが何とも懐かしく感じられるようになってきました。不思議なものです。管楽器のソロ陣にはもう少し奮起を促したいところですが…。

今回のハイライトは何と言っても渋谷優花さんをソロに迎えたチャイコフスキーヴァイオリン協奏曲でしょう。ソロとオーケストラのかけ合いがなかなか難しい曲でしたが、素晴らしいソロにインスパイアされたこともあるでしょう、なかなか渾然一体となった演奏になっていたと思います。ステージ袖で聴いていましたが、迫力のソロに圧倒されっぱなしでした、と書くと技巧一辺倒と思われますが、第1楽章や第2楽章でのしっとりとした情感の表現も心に染み入りました。このような奏者と演奏できた私たちは何と幸せなことでしょうか。(大いに盛り上がった打ち上げで、渋谷さんと再共演の約束をしたのでした。もちろんオフィシャルではありませんが、飲み会での約束は実現する!)

メインのドヴォルザーク交響曲第7番。シティフィルで取り上げるのは初めてのどちらかと言えば玄人好みのマイナーな曲ですが、練習を通してドヴォルザークの作曲技法の巧みさを知ってなかなか好きになりました。ヘミオラの処理にメンバーは苦労させられましたが、かなりきっちりと合わせられたのではないかと思います。私の担当した第3ホルンですが、ドヴォルザークらしく結構ソロもあり吹きがいのあるパートでした。(心配していたところも無難にクリアできたことですし…。)
一区切り着いたところで、来週からはまた7月の演奏会に向けてスタートします。がんばりたいものです。
by htskawa | 2017-01-17 23:39 | Music
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